常々思ってること。それはいつの日か珈琲屋をやめるだろう
最近興味のある「大地の再生プロジェクト」に参加してきて思うことです。今日はオフグリッド生活をされてる方の敷地内にて多くの学びがありました。電気は自家発電、排水も見える様にして水の流れを整えて綺麗にして流す。とかいわゆるパーマカルチャーと呼ばれるもの。糞尿は自家栽培の野菜や苗木へ。大きな流れできているsdgsとは似て非なるもので、本当の意味での循環型生活。これがなぜ珈琲屋と繋がるのか?です
簡単な見学ツアーの折りに触れ「豊かさ」というワードが飛び出しました。これは燕としても常に考えていることで、なんとなくの葛藤がわかってきました。仕入れのほとんどは輸入に頼っている訳で、手元に届くまでどれだけの石油燃料が使われており、それらがどれだけ汚染しているのか?
最近知った話ですが、大学の研究か何かで人工石油の生成に成功したみたいで、なんとそのお値段一リットルあたり3円だったと記憶しています。この技術が瞬時に世界に広がればもしかしたら珈琲屋をやめることにならないとも思いますが、その分生活、食材や移動に関わる価格が下がるため仕事そのものへの関わり方も変わると思います。そういった意味で珈琲屋をやめるかも知れません
話が少しそれましたが、幾ら有機だなんだと言ったところで、結局は輸入に頼らざるを得ない現状。国産にしても仕入れに移動する現状が変わらない限り、良い素材を仕入れ、なんちゃら認証だ、と言ったところで、「?」が先行します。生業としているのに、です。この葛藤が消えない限り、いつかはやめるだろうと思います
2023-11-01 06:28:57
オーナーブログ
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